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あなたのマンション今いくら?
2015年7月28日

中古マンションを売る場合、全てでは無いですがほとんどの購入申込みのケース
で価格交渉が入ります。

売り出し価格のままで売れる方が珍しく、一般的に多いのは売り出し価格から
端数切りでの成約価格が多いと思います。
例2980万 → 2900万での成約等
(もちろん売り出し価格満額で成約する事もあります。)

なので売り出し価格を決める時点で希望価格から予め価格交渉の幅をとって
売り出し価格を決める事を当社ではお勧めしていますが
価格交渉の幅をとり過ぎると、売り出し価格が高くなり過ぎてしまい
内覧希望が全然入らない事にもなるので適度な金額をお勧めします。

当然ですが、売主は同じ売るなら少しでも高く売りたい!
買主は同じ買うなら少しでも安く買いたい!という心理になると思います。

人にもよりますが、不動産は金額が高い買い物になるので
買う方も気に入っていたとしても本当にこの物件で決めて良いのか?
という心理になる方も多く中には何10件見学しても購入出来ない方もおられます。

そこで、よくあるケースでは買主様自ら価格交渉して欲しいというケースも
多いですが、買主側の不動産営業マンが「気に入っていられるなら価格交渉してみますがどうですか?」「只交渉するにはこの価格でいけた場合は契約してもらわないとダメです。」みたいな流れで購入申込みが入るケースも多いです。

価格交渉をしてくる買主様の心理も2種類にわかれ希望通り満額通れば
ラッキーぐらいの気持ちで交渉してくる方と希望通り通れば購入しよう!
通らなければ、縁がなかったという事で辞めておこう!
と考える方に別れると思います。

多くの方にとって不動産を買うというのは大きな決断になり
大きな決断をする時は辞めておいた方が心理的に楽だと考える方が多いので
価格交渉の金額の予算がというよりも気持ち的な部分が大きい様に感じます。

当社では、売主様に交渉が入った場合にはこの辺のニュアンスを売主様に
お伝えしますのでお返事の参考にしてもらえばと思います。

価格交渉の流れとしては

売り出し価格2980万→交渉価格2900万の場合
売主様2900万でOKもしくは例えば2930万であればOK等の返事

買主様 OKの場合2900万で契約もしくは2930万で買い上がって契約
もしくは2930万であれば辞めておく等の流れになり
商品の性質上、少しずつ価格を下げていくような交渉の仕方ではありませんので
その時の状況をよく考えていくらなら売りたいのか?を決めて頂ければと思います。

よくある失敗例としては、売り出し当初すぐに価格交渉が入ったが申込みが入り
売り出したところだからという理由だけで一切値引きには応じないとした
物件が、その後全く申込みが入らず売れ残り売り出し価格から何度も値下げして
やっと売れたみたいなケースです。

一般的には売り出し当初が1番条件の良い購入検討者さんがいる事が多いので
こういうケースの失敗がよくあるのですが、どのタイミングでも購入意思のある
検討者様は貴重なので大事に考えた方が良いと思います。

何十万の値引きをすると考えると損をするような気分になる売主様もおられますが
そもそも売り出し価格に値引きを想定していれば損をしている事にはならないと
思いますし、不動産は価格が大きいので値下げしないといけなくなってくると
もっと大きな金額になってきます。

新築マンションの例で考えると、新築マンションは売り出し当初値引きには応じないのが基本ですが、当然売れ残ってくると値引きをしてさばく事になり
物件にもよりますが、最終的には10%引きや20%引きになっている事も珍しくありません。

マンション売却をしていて値引き交渉が入った場合いくらまでなら応じるのか?
を決めるのはもちろん売主様になりますが、当社でも売主様の売却理由や住宅ローン残債等の状況や現状の販売状況、買主様のニュアンスからアドバイスをさせて頂きますのでご参考にして頂ければと思います。

もちろんですが、当社では基本的に両手取引はしないので100%売主様の味方になり値引き交渉の幅を少しでも小さく出来る様に最善は尽くします!

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